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マーケット情報

2025-02-17

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17日、反発、国内金利の上昇と円高が重石となり小動きで終了

17日、取引開始前に発表された10-12月期GDP速報値が予想を大きく上回ったことを受け、国内金利が上昇したことに加え、152円台で推移していたドル円が売られて151円台半ばまで下落したことが指数の重石となった。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まったあと直ぐに買い戻されるなど、方向感のない値動きとなった。また値嵩のハイテク株や自動車などの輸出関連株が売られたことから日経平均はプラスに浮上したあとも上値が重く、午後に入ってからも一瞬マイナスに沈む場面があったが、TOPIXがプラス圏を維持したことから日経平均も買い戻され、両指数ともに小幅な反発で終えた。そうしたなか業種別では、ゴム、石油・石炭、その他製品、電気機器、銀行など17業種が値上がり。値下がりは、鉱業、精密機器、輸送用機器、空運、サービス、海運など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サンリオが値幅制限いっぱいまで買われ+16.43%、キオクシアHDが+9.03%、アシックスが+8.10%、カバー(G)が+7.58%、ブリヂストンが+5.87%、川崎重工業が+5.34%と上昇が目立ち、ソニーGなど23銘柄が高かった反面、フジ・メディア・ホールディングス、ディー・エヌ・エー、レーザーテックなど7銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,174円25銭、+24円82 銭、TOPIXの終値は2,766.90ポイント、+7.69ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億78百万株、同売買代金は4兆3,941億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)