マーケットコメント


マーケット情報

2025-02-04

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

4日、反発、日経平均は一時672円高となるも、対中関税の発動を受け上げ幅縮小

4日、今日の東京市場は反発となった。メキシコとカナダに対する追加関税を見送ることで合意したと取引開始前に伝わっていたことから、東京市場は反発して始まった。日経平均は39,000円台を回復すると39,192円まで上げ幅を広げ、一時672円高となったあと高値圏で午前の取引を終えた。一方午後に入ると、戻り売りに押されて上げ幅を縮めて推移するなか、中国に対する追加関税を実施すると伝わり一気に売りが優勢になると、70円高まで上げ幅を縮めた。取引終了にかけてもち直したものの、高値から上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか、業種別では、非鉄金属、繊維、電気機器、輸送用機器、その他製品など21業種が値上がり。値下がりは空運、水産・農林、石油・石炭、精密機械など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、住友電工が+8.04%、古河電工が+6.48%、村田製作所が+5.55%、ソシオネクストが+5.02%と、上昇が目立ったほか、フジクラ、アドバンテストなど21銘柄が高かった反面、キーエンス、さくらインターネット、ファーストリテイリングなど8銘柄が安く、富士通が変わらずとなっている。日経平均株価の終値は38,798円37銭、+278円28 銭、TOPIXの終値は2,738.02ポイント、+17.63ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億46百万株、同売買代金は4兆8,961億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)