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マーケット情報

2025-01-28

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28日、半導体株の下落が継続、日経平均は3日続落、TOPIXも小幅な反落で終了

28日、米国市場でNYダウは上昇して終えていたものの、ナスダックやSOX指数が大幅安となっていたことが東京市場の下落につながった。日経平均は前日大幅安となった半導体関連株が売り気配で始まると、取引開始後から下げ幅を広げる展開となり、38,886円をつけるなど一時679円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、時間外のナスダック100先物がマイナス圏で推移していたことなどが嫌気され再び下げ幅を広げると、TOPIXもマイナスに沈んで終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、銀行、不動産、陸運、空運、サービスなど16業種が値上がり。値下がりは、非鉄金属、ガラス・土石、電気機器、石油・石炭、機械、電気・ガスなど17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、任天堂、オリエンタルランド、フジ・メディアHDなど14銘柄が高かった反面、アドバンテストが-11.14%、フジクラが-9.21%、古河電工が-7.48%、三菱重工業が-6.98%、日立が-6.39%、住友電工が-5.83%、東京エレクトロンが-5.74%、ソフトバンクGが-5.22%の下落が目立ち、日東電工など16銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,016円87銭、-548円93 銭、TOPIXの終値は2,756.90ポイント、-1.17ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億76百万株、同売買代金は5兆0474億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)