マーケットコメント


マーケット情報

2025-01-24

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

24日、5営業日ぶりの反落、利上げによる円高が重石となり小幅安で終了

24日、米国市場でS&P500が過去最高値を更新するなど、米主要3指数が揃って上昇して終えていたことが買い材料となった。日経平均は5日続伸で始まると、午前の取引終了前には40,100円台に乗せて取引を終えた。また、昼休み中に日銀が0.25%の利上げを決めたと伝わると、40,279円をつけるなど320円高となったが、為替市場で円が買われて155円まで円高になると、日経平均も先物主導で売られ39,806円をつけ152円となった。ただ売り込む動きは見られず、その後プラスに浮上したが値を保つことができず、5営業日ぶりの反落で終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、海運、証券、商品、サービスなど20業種が値上がり。値下がりは、輸送用機器、石油・石炭、ガラス・土石、紙・パルプなど13業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メタプラネット(S)が+9.15%、フジ・メディアHDが+5.12%と上昇が目立ち、ディー・エヌ・エー、任天堂など16銘柄が値上がり。一方値下がりはディスコが-6.74%と下落が目立ち、ニデック、ソニーGなど12銘柄が安く、三菱UFJFGとアドバンテストが変わらずとなっている。日経平均株価の終値は39,931円98銭、-26円89 銭、TOPIXの終値は2,751.04ポイント、-0.70ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億66百万株、同売買代金は4兆5,000億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)