2025-01-09
9日、米メディアが、トランプ次期大統領が早急に幅広い関税をかけるため「緊急事態宣言」を検討していると報じたことから、米長期金利が上昇して米国株が下落して終えていたことが東京市場の重石となった。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まると、徐々に売り物に押される展開となった。また午後に入ると、上値の重たさが嫌気され先物主導で下げ幅を広げ、38,385円をつけるなど一時596円安となる場面があったが、今晩の米国市場がカーター元大統領の追悼の日で休場となることから買い戻しされ下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、医薬品、不動産の3業種が値上がり。一方値下がりは、海運、卸売、保険、輸送用機器、非鉄金属、石油・石炭、鉱業など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サンリオ、任天堂、楽天Gなど5銘柄が高かった反面、レーザーテックが-5.23%、日本郵船が-5.15%と下落が目立ち、商船三井、フジクラ、東京海上HDなど25銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,605円09銭、-375円97 銭、TOPIXの終値は2,735.92ポイント、-34.08ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億48百万株、同売買代金は4兆3,226億円。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
9日、米メディアが、トランプ次期大統領が早急に幅広い関税をかけるため「緊急事態宣言」を検討していると報じたことから、米長期金利が上昇して米国株が下落して終えていたことが東京市場の重石となった。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まると、徐々に売り物に押される展開となった。また午後に入ると、上値の重たさが嫌気され先物主導で下げ幅を広げ、38,385円をつけるなど一時596円安となる場面があったが、今晩の米国市場がカーター元大統領の追悼の日で休場となることから買い戻しされ下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、その他製品、医薬品、不動産の3業種が値上がり。一方値下がりは、海運、卸売、保険、輸送用機器、非鉄金属、石油・石炭、鉱業など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サンリオ、任天堂、楽天Gなど5銘柄が高かった反面、レーザーテックが-5.23%、日本郵船が-5.15%と下落が目立ち、商船三井、フジクラ、東京海上HDなど25銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,605円09銭、-375円97 銭、TOPIXの終値は2,735.92ポイント、-34.08ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億48百万株、同売買代金は4兆3,226億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)