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マーケット情報

2025-01-06

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6日、大発会は大幅安、主力株が売られ午後に下げ幅を拡大して終了

6日、年末年始の休み明けで大発会となるなか、米国市場の軟調さが嫌気され、小幅高で始まったあと直ぐに売り物が優勢となってマイナスに転じた。また、マイナスに転じたあと225先物が売られて下げ幅を拡大すると、午後に入って39,232円をつけるなど一時661円安となる場面があったが、取引終了にかけてもみ合いとなり、下げ幅を縮めることができず今日の安値圏で終えた。日経平均の大発会下落は今回で3年連続。そうしたなか業種別では、海運、鉱業、石油・石炭、銀行、紙・パルプの5業種が値上がり。一方値下がりは、輸送用機器、小売、サービス、その他製品、食料品、情報・通信など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、野村マイクロ・サイエンスが+21.64%と、値幅制限いっぱいまで買われたほか、古河電工が+5.40%と上昇が目立ち、ホンダ、商船三井など14銘柄が高かった反面、ディー・エヌ・エーが-7.75%、IHIが-5.48%と下落が目立ち、トヨタ自動車、ファーストリテイリング、リクルートHDなど16銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,307円05銭、-587円49 銭、TOPIXの終値は2,756.38ポイント、-28.54ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億18百万株、同売買代金は4兆4,817億円。
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