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マーケット情報

2024-12-03

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3日、大幅続伸、半導体関連株が引っ張る格好となり幅広い銘柄が買われ大幅高

3日、GPIFの株式投資枠の拡大に対する期待が継続したことや、米政府が人工知能(AI)向けの先端半導体や高性能の半導体製造装置の輸出規制を発表したが、日本は規制の対象外となったほか、中国のメモリー半導体大手が規制リストから除外されたことが好感され、半導体関連株が引っ張る形で指数を押し上げた。日経平均は買い先行で始まると、39,000円前後で一時もみ合ったが、その後再び上げ幅を広げる展開となった。また午後に入ってからも買いが継続する格好となり39,427円をつけるなど一時914円高となる場面があったが、取引終了にかけて上値が重たくなり上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、海運、非鉄金属、卸売、電気機器、機械、精密機器など29業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、空運、鉱業、水産・農林の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、古河電工が+7.04%、川崎重工業が+6.62%、フジクラが+6.18%、ディスコが+6.07%と上昇が目立ち、サンリオ、レーザーテック、東京エレクトロン、SCREENHDなど29銘柄が高く、値下がりは関西電力のみとなっている。日経平均株価の終値は39,248円86銭、+735円84銭、TOPIXの終値は2,753.58ポイント、+38.86ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億35百万株、同売買代金は5兆0748億円。
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