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マーケット情報

2024-12-02

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2日、反発、円安やGPIFの買い期待が高まり午後に上げ幅を拡大して終了

2日、小幅高で始まったあと一旦買われたが、ファーストリテイリングが売り物に押され、37,958円をつけるなど一時249円安となる場面があった。ただ、売りが一巡するとドル円が円安に振れていたことから徐々に下げ幅を縮める展開となった。また、小幅高で午前の取引を終えたあと、午後に入ってからGPIFが運用目標を引き上げると伝わったことが買い材料となって先物主導で上げ幅を広げ、今度は38,552円をつけ344円高となり、そのまま高値圏でもち合って終えた。そうしたなか業種別では、保険、銀行、非鉄金属、証券、商品、輸送用機器、電気・ガスなど32業種が値上がり。値下がりは小売業のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フジクラが+6.39%と、第一生命HDが+6.27%、日立が+5.20%と上昇が目立ち、SCREENHD、三井住友FGなどが高かった反面、値下がりは、カバー(G)が-13.28%、資生堂が-6.62%と下落が目立ち、ファーストリテイリングなど6銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,513円02銭、+304円99銭、TOPIXの終値は2,714.72ポイント、+34.01ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億90百万株、同売買代金は3兆9,8973億円。
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