マーケットコメント


マーケット情報

2024-11-29

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

29日、手掛かり材料不足となるなか、円高が売り材料となり一時38,000円割れ

29日、米株式市場が感謝祭で休場だったことから手掛かり材料不足となるなか、月末と週末が重なり、利益確定と見られる売り物に押されて始まった。日経平均は143円安で始まると、朝方151円台前半で推移していたドル円が11月消費者物価指数の結果が予想を上回ったことを受け150円割れまで買われて円高が進むと、薄商いのなか先物主導で売りが膨らみ、37,986円をつけるなど一時362円安となる場面があった。一方で売りが一巡すると買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また午後に入ってからは週末と月末が重なっていたことから積極的な売買が手控えられ、狭いレンジでの小動きとなり、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、銀行、保険、繊維、サービスなど12業種が値上がり。一方値下がりは、輸送用機器、機械、精密機器、電気機器、海運、金属製品など21業種となっている。日経平均株価の終値は38,208円03銭、-141円03銭、TOPIXの終値は2,680.71ポイント、-6.57ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億24百万株、同売買代金は3兆5,973億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)