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マーケット情報

2024-11-27

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27日、関税引き上げに対する警戒や円高が売り材料となり続落

27日、米為替市場で円高にふれていたことが嫌気され、輸出関連株の売り材料となった。NY市場で円高にふれ、153円台前半で推移していたドル円が株式市場の取引開始とともに152円台をつけるなどさらに円高にふれると、先物や輸出関連株が売られて下げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってからも円高が続いて152円台前半まで円が上昇すると、午後2時15分頃に日経平均は38,000円を割り込み37,988円をつけ一時453円安となる場面があった。その後、取引終了にかけて買い戻されたものの38,000円台前半で取引を終えている。そうしたなか業種別では、その他製品。医薬品、サービス、空運など8業種が値上がり。値下がりは、輸送用機器、海運、非鉄金属、卸売、保険、ゴムなど25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、関西電力、オリエンタルランド、任天堂など11銘柄が高かった反面、サンリオが-14.42%、三井E&Sが-6.75%と、下落が目立ち、アドバンテスト、トヨタ自動車、川崎重工業、商船三井など19銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,137円97銭、-307円03銭、TOPIXの終値は2,665.34ポイント、-24.21ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億26百万株、同売買代金は4兆1,750億円。
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