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2024-11-15

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15日、半導体関連株が買われ反発して終えるも上値が重く上げ幅を縮小して終了

15日、オランダの半導体製造装置ASMLが投資家向け説明会で発表した見通しが好感されて上昇したことが、東京市場の下落していた半導体関連株の買いにつながり指数を押し上げた。日経平均は買い先行で始まり、39,101円をつけるなど一時565円高となる場面があった。ただ、買いが一巡すると徐々に上値が重たくなって上げ幅を縮めた。また午後に入ってからも半導体関連株が値を保っていたことから38,800円から900円のあいだで推移していたが、取引終了にかけて売りが優勢となって半導体関連株が上げ幅を縮めるなか、日経平均はクロージング・オークションで85円押し下げられ2日連続の安値引けとなった。またTOPIXも安値引けとなっている。そうしたなか業種別では、海運、鉱業、電気・ガス、銀行、輸送用機器、保険など22業種が値上がり。一方値下がりは、サービス、その他金融、非鉄金属、不動産など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、みずほFGが+6.63%、ディスコが+5.66%と上昇が目立ち、日産自動車、日本郵船、商船三井など26銘柄が高く、楽天G、リクルートHD、フジクラ、川崎重工業の4銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,642円91銭、+107円21銭、TOPIXの終値は2,711.64ポイント、+10.42ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億88百万株、同売買代金は4兆6,014億円。
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