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2024-11-13

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13日、大幅安、TOPIXは反落、日経平均は続落で6営業日ぶりの39,000円割れ

13日、米国株の連騰が一服したことでトランプラリーが一旦終了したのではないかといった見方が広がり、東京市場の上値の重石となった。日経平均は小幅安で始まると、徐々に下げ幅を広げる展開となった。外部環境ではドル円が円安にふれていたものの業績悪化が嫌気されている自動車などの輸出関連株に買いが入らず、その他も値がさのハイテク株が売られる展開となった。また午後に入ると時間外のNYダウ先物が下落して下げ幅を広げていたこともあって売り直されると、さらに下げ幅を広げ6営業日ぶりの39,000円割れとなる38,600円をつけるなど一時775円安となる場面があったが下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、小売、海運など6業種が値上がり。値下がりは、精密機器、その他製品、輸送用機器、その他金融など26業種で、銀行が変わらずとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、セブン&アイHDが+11.78%と上昇が目立ち、カバー(G)が+7.34%、ENEOSHDが+6.97&と上昇が目立ち、楽天G、みずほFGなど8銘柄が高かった反面、ネクソンが-17.45%と下落が目立ち、第一三共、ホンダ、リクルートHDなど22銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,721円66銭、-654円43銭、TOPIXの終値は2,708.42ポイント、-33.10ポイント。プライム市場の売買高は概算で23億39百万株、同売買代金は4兆9,077億円。
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