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2024-11-12

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12日、まちまち、半導体関連株が上値の抵抗となり日経平均は3営業日ぶりの反落

12日、米国市場でSOX指数を除く、NYダウなど主要3指数が揃って過去最高値を更新して終えていたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は39,600円台に乗せて始まったあと、ドル円が154円をつけたことから先物主導で買われ一時333円高となり、高値圏で午前の取引を終えたが、昼休み中に為替市場でドルが反落すると225先物も売られる展開となり、午後に入ってマイナスに沈み39,137円をつけ395円安となった。ただ売り込む動きは見られず、買い戻しが入って安値から下げ幅の半分以上を戻して終えた。一方TOPIXは3営業日ぶりの小反発となっている。そうしたなか業種別では、輸送用機器、ゴム、建設、サービス、鉱業、銀行など19業種が値上がり。値下がりは、電気機器、石油・石炭、医薬品、繊維など14銘柄となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、日産自動車が+12.81%、ルネサスエレクトロニクスが+8.20%などと上昇が目立ち、古河電工、リクルートHDなど14銘柄が値上がり。値下がりは、ディーエヌエーが-6.65%と下落が目立ち、レーザーテック、アドバンテスト、東京エレクトロンなど16銘柄となっている。日経平均株価の終値は39,376円09銭、+157円23銭、TOPIXの終値は2,741.52ポイント、+1.84ポイント。プライム市場の売買高は概算で24億60百万株、同売買代金は5兆0158億円。
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