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2024-11-08

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8日、日経平均は反発、TOPIXは売り物に押され4営業日ぶりの小反落

8日、米国市場でナスダック総合とS&P500が揃って過去最高値を更新して終えていたことが好感され、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は半導体関連株が買われたことから39,700円台で始まったあと上げ幅を広げ、39,818円をつけるなど一時437円高となったが、直ぐに売り物に押される展開となった。また、米国の利下げでドルが下落して円高に振れていたことが輸出関連株の売りにつながると、午後に入ってTOPIXがマイナスに沈んでプラスに浮上できなかったこともあって、日経平均は一瞬マイナスになったが先物が買われ、もち直して終えた。そうしたなか業種別では、サービス、その他金融、情報・通信、精密機器、証券、商品など15業種が値上がり。一方値下がりは、紙・パルプ、輸送用機器、ゴム、鉱業、ガラス・土石、石油・石炭、空運など18業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、味の素が+7.21%、川崎重工が+6.08%、ネットワンシステムズが+5.02%と上昇が目立ち、リクルートHD、スズキなど18銘柄が高かった反面、値下がりは、資生堂が-7.01%、日産自動車が-6.05%と下落が目立ち、フジクラ、トヨタ自動車、ホンダなど11銘柄で、変わらずがアシックスとなっている。日経平均株価の終値は39,500円37銭、+118円96銭、TOPIXの終値は2,742.15ポイント、-0.93ポイント。プライム市場の売買高は概算で24億04百万株、同売買代金は5 兆2,651億円。
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