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マーケット情報

2024-11-05

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5日、3営業日ぶりの反発、一時566円高となるも取引終了時の売りに押される

5日、3連休明けの東京市場は、買い先行で始まったあと上げ幅を広げる展開となった。前週末の大幅安の反動もあって反発して始まると、じわじわと上げ幅を広げる展開となった。ただ節目の38,500円を上回った場面では、米大統領選挙の投票を現地時間の5日に控え積極的な買いが入らず上値が重たくなった。一方午後に入ると、値がさハイテク株が買われて指数を押し上げ、38,620円をつけるなど一時566円高となる場面があったが、今日から東証の取引時間が30分延長されることに伴って導入されたクロージング・オークションで売り物が優勢となり、終値で上げ幅を縮めたが、3営業日ぶりの反発となった。そうしたなか業種別では、証券、商品、非鉄金属、卸売、その他金融、金属製品、化学、精密機器など24業種が値上がり。値下がりは、その他製品、空運、サービス、電気・ガスなど9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、サンリオが+12.82%、イビデンが+11.08%、村田製作所が+6.58%、パナソニックHDが+6.14%、TDKが6.06%と上昇が目立ち、カバー(G)、ディスコ、伊藤忠など21銘柄が高かった反面、任天堂、リクルートHD、三菱重工業など9銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,474円90銭、+421円23銭、TOPIXの終値は2,664.26ポイント、+20.00ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億96百万株、同売買代金は4 兆0484億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)