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マーケット情報

2024-11-01

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1日、大幅続落、半導体関連株が売られ日経平均は1,000円超下落して終了

1日、米国市場で、AIに対する大規模投資の継続が警戒され、関連銘柄が多いナスダックやSOX指数が大幅安となっていたことや、為替市場で円が買われ1ドル152円台前半を付けていたことなどが東京市場の売り材料となった。日経平均は576円安で始まると、そのままズルズルと下げ幅を広げる展開となった。また、午後に入ってからも半導体関連株の下落が止まらず、取引終了前には37,946円をつけるなど一時1,134円安となる場面があったが、3連休入りを前に買い戻しが入りわずかに下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、ガラス・土石のみが値上がり。値下がりは、非鉄金属、輸送用機器、電気機器、化学、機械、空運、食料品など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテックが-16.44%、ソシオネクストが-14.94%、SUBARUが-11.50%と下落が目立ち、日立、イビデン、ソフトバンクG、ルネサスエレクトロニクス、フジクラなど26銘柄が値下がり。値上がりは、三菱電機が+14.18%、カバー(G)、パナソニックHDが8.53%と上昇が目立ち、TDKも高かった。日経平均株価の終値は38,053.67円25銭、-1,027円58銭、TOPIXの終値は2,644.26ポイント、-51.25ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億96百万株、同売買代金は4 兆4,905億円。
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