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2024-10-31

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31日、4営業日ぶりの反落、半導体関連株の一部が売られ指数を押し下げ

31日、米国市場で半導体関連株が安く、ナスダック総合やSOX指数が下落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は小幅安で始まったあと売り物に押され、39,000円まで下落する場面があったが、日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、小幅なマイナスのままもみ合って午前の取引を終えた。一方、昼休み中に日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わると、徐々に売りが優勢となって39,000円を割り込み、38,832円をつけるなど一時445円安となる場面があったが、売り物が一巡すると買い戻しが入り、下げ幅を縮め39,000円台を維持して終えた。そうしたなか業種別では、金属製品、海運、陸運、非鉄金属、鉱業など21業種が値上がり。値下がりは、電気機器、紙・パルプ、卸売、輸送用機器など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アドバンテストが+6.43%と上昇が目立ち、商船三井、フジクラ、川崎汽船など16銘柄が高かった反面、ニデックが-5.85%、日立が-5.38%、ルネサスエレクトロニクスが-5.00%と下落が目立ち、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、ディスコなど16銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,081円25銭、-196円14銭、TOPIXの終値は2,695.51ポイント、-8.21ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億91百万株、同売買代金は4 兆9,740億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)