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2024-10-17

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17日、続落、半導体関連株が売られ取引終了にかけて売り直され安値引け

17日、前日の大幅安の反動や米国市場でNYダウが過去最高値を更新するなど、反発して終えていたことが好感され、東京市場は小幅高で始まった。ただ、買い先行で始まったものの日経平均への寄与度が高い半導体関連株の一角が前日に続いて売りものに押されると、マイナスに沈んで午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、国内の決算発表が本格化するのを控え様子見ムードが広がって小動きとなるなか、2時半に半導体受託生産世界最大手のTSMCが予想を上回る好決算を発表すると、国内の半導体関連株が買い戻されて下げ幅を縮めたが買いが続かず、売り直され続落で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、海運、銀行、空運、証券、商品など13業種が値上がり。値下がりは、精密機器、非鉄金属、化学、小売、金属製品など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京電力HD、日本郵船、商船三井など14銘柄が値上り。一方値下がりは、フジクラ、東京エレクトロン、レーザーテック、キーエンスなど16銘柄となっている。日経平均株価の終値は38,911円19銭、-269円11銭、TOPIXの終値は2,687.83ポイント、-2.83ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億32百万株、同売買代金は3 兆7,538億円。
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