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2024-10-16

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16日、日経平均は5営業日ぶりの大幅反落、半導体関連が売られ指数を押し下げ

16日、オランダの半導体製造装置大手ASLMが予定より1日早く決算を発表し、見通しを引き下げたことが米半導体関連株の売りにつながり、主要株価指数が揃って下落して終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は半導体関連株を中心に売りが広がり547円安で始まると、さらに下げ幅を広げ39,062円をつけ847円安となる場面があった。その後買い戻されたが取引開始時の価格を上回ることができず、安値圏でのもみ合いが続いて終えた。一方、TOPIXは一時買い戻しが優勢となったものの買いが続かず、日経平均と同様売り物に押され今日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、保険、建設、電気・ガス、不動産の4業種が値上がり。値下がりは、精密機器、電気機器、化学、機械、ガラス・土石、医薬品など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フジクラ、三菱重工業、IHIなど7銘柄が高かった反面、レーザーテックが-13.44%、SCREENHDが-9.34%、東京エレクトロンが-9.19%、三越伊勢丹HDが-6.61%、ディスコが-5.82%と下落が目立ち、HOYA、ソフトバンクGなど23銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,180円30銭、-730円25銭、TOPIXの終値は2,690.66ポイント、-32.91ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億15百万株、同売買代金は3 兆9,155億円。
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