マーケットコメント


マーケット情報

2024-10-10

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

10日、米国株高や円安が支えとなり、日経平均、TOPIXともに小幅続伸

10日、朝方は、米国市場でNYダウとS&P500が過去最高値を更新して終えていたことや、為替市場でドル円が149円台をつけるなど、およそ2ヵ月ぶりの円安にふれていたことから、東京市場は買い優勢で取引が始まった。日経平均は39,500円台を回復して始まったあと上げ幅を広げて39,616円をつけ、一時338円高となる場面があった。ただ国内の手掛かり材料不足で買いが続かず徐々に上値が重たくなると、午後の取引開始早々には前日比ほぼ変わらずまで上げ幅を縮めた。一方午後1時過ぎに、為替市場でドルが買われて149円台半ばまで円安が進むと、先物主導で買い戻されたが、その後は方向感がはっきりしないまま小幅に続伸して終えた。そうしたなか業種別では、ゴム、保険、銀行、医薬品、輸送用機器など23業種が値上がり。値下がりは、小売、サービス、繊維、その他金融など10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクG、楽天G、三菱UFJFGなど17銘柄が高かった反面、イオンが-8.66%と下落が目立ち、川崎重工業、メルカリ、レーザーテックなど13銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,380円89銭、+102円93銭、TOPIXの終値は2,712.67ポイント、+5.43ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億06百万株、同売買代金は3 兆5,288億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)