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マーケット情報

2024-10-08

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8日、4営業日ぶりの反落、米国株安や円安一服で日経平均は39,000円を割り込む

8日、米長期金利が上昇したことを受け、NYダウなど主要指数が揃って反落して終えていたことや、円安が一服したことも売り材料となった。日経平均は売り優勢で始まるなか39,000円を上回って推移していたが、10時に始まった他のアジア市場で、上海総合は大幅高で始まったが、香港ハンセン指数が大幅安となるなどまちまちの値動きとなったことが嫌気されると、徐々に上値が重たくなった。また10時半過ぎには香港ハンセン指数が10%を超す下落率になると、東京市場でも先物主導でまとまった売り物がでて39,000円を割り込んで午前の取引を終えた。午後に入ってからも下げ幅を広げ38,817円をつけるなど一時515円安となる場面があったが、取引終了間際に買い戻しが入って下げ幅を縮めたものの39,000円を維持できなかった。そうしたなか業種では、精密機器、電気・ガス、鉱業の3業種が値上がり。値下がりは、証券、商品、卸売、輸送用機器、銀行、保険、その他金融など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フジクラ、アドバンテスト、富士通など5銘柄が高かった反面、メルカリが-5.39%、日産自動車が-5.01%と下落が目立ち、三井物産、ダイキン工業、霞ヶ関キャピタル、三井住友FGなど25銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,937円54銭、-395円20銭、TOPIXの終値は2,699.15ポイント、-40.24ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億93百万株、同売買代金は3 兆9,410億円。
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