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2024-10-04

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4日、小幅続伸、首相の所信表明演説や米雇用統計の発表を控え様子見広がる

4日、前日までの円安が一服したことや米主要3指数が揃って下落していたことを受け、東京市場は前日比ほぼ変わらずで取引が始まった。また、午後からの石破首相の所信表明演説を控え様子見ムードが広がると、一時マイナスになる場面があったが、日経平均は38,735円をつけるなど一時183円高となる場面があった。一方午後に入ると、米雇用統計の発表を控え膠着感が強まり小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、電気・ガス、銀行、紙・パルプなど30業種が値上がり。値下がりは、海運、輸送用機器、電気機器の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メルカリが+5.31%と上昇が目立ち、エムスリー、IMPEX、セブン&アイHD、東京電力HDなど17銘柄が高かった反面、川崎汽船が-9.74%、日本郵船が-9.41%、商船三井が-6.39%と下落が目立ち、住友林業、ディスコ、東京エレクトロン、ソフトバンクGなど13銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,635円62銭、+83円56銭、TOPIXの終値は2,694.07ポイント、+10.36ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億18百万株、同売買代金は3兆8,802億円。
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