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2024-10-02

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2日、大幅反落、日経平均は前日の上昇分以上の下落幅となり再び38,000円割れ

2日、イランがイスラエルに対してミサイル攻撃を行ったと伝わり、中東情勢の悪化への警戒から米国市場で主要指数が揃って下落して終えていたことや為替市場で一時円高に振れたことなどが東京市場の売り材料となった。日経平均は売り先行で始まったあと持ち直す場面があったが、買いが続かず取引開始時の株価を上回ることができなかったことや、時間外の米国株の先物がマイナス圏で推移していたことなどが嫌気されると、取引終了にかけて下げ幅を広げた。また、イスラエルがイランに対して数日中に報復を行うと伝わったことも売り材料となり、日経平均は37,651円をつけ1,000円安となる場面があったが、取引終了間際の買いで下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、石油・石炭、鉄鋼、不動産、水産・農林の5業種が値上がり。値下がりは、空運、電気機器、銀行、保険、小売、機械など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ディスコ、アドバンテスト、レーザーテックなど25銘柄が値下がり。値上がりは、INPEX、三井物産、商船三井、三菱商事の4銘柄、変わらずがNTTの1銘柄となっている。日経平均株価の終値は37,808円76銭、-843円21銭、TOPIXの終値は2,651.96ポイント、-38.82ポイント。プライム市場の売買高は概算で20億51百万株、同売買代金は4兆3,895億円。
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