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2024-09-12

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12日、円高一服や米半導体関連株の上昇が好感され日経平均は8営業日ぶりの反発

12日、今日の東京市場は大幅高となり、日経平均は8営業日ぶりの反発、TOPIXは7営業日ぶりの反発となった。注目された米8月消費者物価指数が予想を上回ったことを受け、大幅利下げへの期待が後退しNYダウは小幅高で終えていたものの、前日まで下げがきつかったハイテク株や半導体関連株に買いが入り、ナスダック総合指数が2%を超す上昇率となっていたことが、東京市場の買い材料となった。日経平均は値がさの半導体関連株などが買われて指数を押し上げると、36,873円をつけるなど一時1,253円高となったが、買いが一巡すると伸び悩み、上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。一方、午後に入ると、為替市場でドル円が142円台後半をつけ円高が一服していたことや、時間外のアメリカ株の先物が上昇していたことなどが株価のもち直しにつながり、結局、今日の高値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では33業種すべてが値上がり。値上り率が大きかったのは、電気機器、機械、非鉄金属、輸送用機器、海運で、それぞれ3%超の上昇率となったほか、化学、証券、商品、小売などとなっている。一方値上がり率が小さかったのは、医薬品、食料品、倉庫・運輸、電気・ガス、建設などとなっている。日経平均株価の終値は36,833円27銭、+1,213円50銭、TOPIXの終値は2,592.50ポイント、+61.83ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億64百万株、同売買代4兆2,134億円。
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