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2024-07-09

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9日、大幅反発、半導体関連が買われ日経平均は過去最高値を更新し41,500円台で終了

9日、米国市場でナスダックやS&P500に加え、SOX指数も過去最高値を更新して終えていたことから、東京市場は半導体関連株を中心に買いが入り大幅高となった。日経平均は小幅高で始まったあと、指数への寄与度が高い値がさの半導体関連株が買われると、徐々に水準を切り上げた。また、TOPIXも一瞬マイナスになる場面があったが、もち直して午前の取引を終えると、昼休み中に225先物が買われていたことから、225先物の水準にサヤ寄せする格好で午後の取引が始まり、日経平均は41,769円をつけるなど一時988円高となる場面があった。また取引終了間際に利益確定と見られる売り物に押されて上げ幅を縮めたものの、日経平均は今月4日以来となる過去最高値を更新し、初めて41,500円台に乗せて終えた。一方TOPIXは取引時間中の過去最高値を上回る場面があったが押し返され、終値でも押し返された。そうしたなか業種別では、電気機器、非鉄金属、精密機器、情報・通信など24業種が値上がり。値下がりは、海運、鉱業、銀行、石油・石炭など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、フジクラが+11.37%、日立が+5.16%、ソニーGが+5.00%と上昇が目立ち、TOWA、アドバンテスト、ソフトバンクGなど20銘柄が高かった。値下がりは、名村造船所、川崎汽船、三菱重工業など10銘柄となっている。日経平均株価の終値は41,580円17銭、+799円47銭、TOPIXの終値は2,895.55ポイント、+27.94ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億09百万株、同売買代金4兆4,725億円。
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