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マーケット情報

2024-07-05

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5日、6営業日ぶりの反落、利益確定売りに押されるも日経平均は下げ渋って終了

5日、米国市場が休場で手掛かり材料不足となるなか、小幅高で始まったあと日経平均は41,100円をつけるなど一時186円高となり、今年3月につけた取引時間中の過去最高値を更新する場面があった。その後は達成感から売り物に押されてマイナスに転じたが、プラスに浮上して午前の取引を終えると、午後に入って、プライム市場全体の半数以上が値下がりしていたことや、今晩、雇用統計の発表を控えていることもあってドルが下落して円高に振れていたことなどが上値の重石となり、両指数ともに6営業日ぶりの反落で終えた。そうしたなか業種別では、サービス、医薬品、その他製品、小売りなど6業種が値上がり。一方値下がりは、海運、輸送用機器、電気・ガス、非鉄金属など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、KOKUSAIELECTRICが+11.53%、三越伊勢丹HDが+7.63%と上昇が目立ったほか、メルカリ、SCREENHD、リクルートHDなど12銘柄が高かった。一方値下がりは、日本郵船、ホンダ、川崎汽船など18銘柄となっている。日経平均株価の終値は40,912円37銭、-1円28銭、TOPIXの終値は2,884.18ポイント、-14.29ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億35百万株、同売買代金4兆0288億円。
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