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2024-07-03

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3日、4日続伸、半導体関連やハイテク株が買われ日経平均は40,500円台を回復

3日、米国市場でナスダック総合指数が連日で過去最高値を更新して終えていたことに加え、SOX指数も反発して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は151円高で始まったあと、半導体関連株が買われて40,400円まで上昇したが、上昇ピッチの速さに対する警戒もあり、もち合って午前の取引を終えた。一方午後に入ると、上値の重たかったバリュー株の一角が上昇したことや、半導体関連株が株価水準を切り上げたことなどから日経平均も上げ幅を広げ、40,694円をつけ619円高となったが、利益確定と見られる売り物に押され、わずかに上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、機械、海運、その他金融、化学、電気機器、精密機器など21業種が値上がり。値下がりは、石油・石炭、ゴム、鉱業、保険など12業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SCREENHDが+6.82%、三菱重工業が+6.48%、村田製作所が+6.42%、IHIが+6.41%などの上昇が目立ち、名村造船所、ルネサスエレクトロニクスなど20銘柄が高かった反面、NTTデータG、日立、東京海上HDなど9銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は40,580円76銭、+506円07銭、TOPIXの終値は2,872.18ポイント、+15.56ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億90百万株、同売買代金4兆3,443億円。
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