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2024-06-27

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27日、4営業日ぶりの大幅反落、日経平均は一時473円安となるも下げ渋り

27日、米国市場で、NYダウなど主要株価指数は小幅高で取引を終えていたものの、国内では6月や12月決算企業の配当や優待の権利落ち日となったことから利益確定と見られる売り物に押される展開となった。日経平均は取引開始後に下げ幅を広げ、39,193円をつけるなど一時473円安となる場面があった。また、午後に入ってからも他のアジア市場で香港ハンセンや上海総合指数が下落していたことに加え、およそ37年半ぶりとなる円安を受け、日銀が7月の会合で利上げに動くのではないかといった思惑から国内の長期金利が上昇して株価の上値を押さえ、大幅反落で終える結果となった。そうしたなか業種別では、保険、鉄鋼、紙・パルプ、銀行、建設など9業種が値上がり。値下がりは、鉱業、ゴム、証券、商品、食料品、卸売など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SCREENHDが-5.73%と下落が目立ち、日本たばこ産業、ダイキン工業、ディスコなど17銘柄が安かった反面、伊勢化学工業(S)が+9.76%と上昇が目立ち、日立、三菱重工業など11銘柄型価格、変わらずは2銘柄となっている。日経平均株価の終値は39,341円54銭、-325円53 銭、TOPIXの終値は2,793.70ポイント、-9.25ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億27百万株、同売買代金3兆9,859億円。
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