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2024-06-24

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24日、反発、先物主導で株価水準を切り上げるも上値重く上げ幅縮小

24日、手掛かり材料が乏しいなか、前週末の上値の重たい状態が継続して東京市場は売り先行で始まった。日経平均は38,500円を下回って始まり、38,416円をつけるなど一時180円安となる場面があったが、直ぐに切り返すとプラスに浮上したあと前週末の終値を挟んだ方向感のない値動きとなった。一方午後に入ると、薄商いのなか先物主導で買いが優勢となって上げ幅を広げ、309円高となったものの取引終了前に利益確定と見られる売り物に押され、上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、輸送用機器、医薬品、倉庫・運輸、銀行、情報・通信など26業種が値上がり。値下がりは、非鉄金属、ゴム、サービスなど7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、伊勢化学工業が+17.28%、名村造船所(S)が+10.76%と上昇が目立ち、トヨタ自動車、レーザーテック、TDKなど21銘柄が高かった反面、インテグループ(G)が-13.22%と下落が目立ち、カバー(G)、ルネサスエレクトロニクスなど9銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,804円65銭、+208円18 銭、TOPIXの終値は2,740.19ポイント、+15.50ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億86百万株、同売買代金3兆4,666億円。
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