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2024-06-20

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20日、売り先行で始まるも半導体関連株が値を戻し日経平均は3日続伸

20日、米国市場が休場で手掛かり材料不足となるなか、前日までの続伸で利益確定と見られる売り物に押されて取引が始まると、日経平均は薄商いのなか下げ幅を広げ、38,263円をつけるなど一時307円安となる場面があった。ただ、売り込む動きは見られず、小幅に下げ幅を縮めて午前の取引を終えると、昼休み中に時間外のナスダック先物が買われて上昇していたことから、連動性が高い国内の半導体関連株の一角が午後の取引でプラスに転じて上げ幅を広げると、日経平均も下げ幅を縮めて小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、空運、鉱業、医薬品、繊維、倉庫・運輸など11業種が値上がり。値下がりは、海運、証券、商品、不動産、食料品、銀行、陸運など22業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、カバー(G)が+10.44%、インテグループ(G)が+8.02%と上昇が目立ち、イビデン、アドバンテストなど16銘柄が値上がり。値下がりは、伊勢化学工業が-13.08%と下落が目立ち、名村造船所、ニデック、日本郵船など14銘柄となっている。日経平均株価の終値は38,633円02銭、+62円26 銭、TOPIXの終値は2,725.54ポイント、+3.10ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億10百万株、同売買代金3兆1,756億円。
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