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2024-06-17

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17日、大幅反落、薄商いのなか先物主導で売られTOPIXは1ヵ月半ぶりの安値

17日、東京市場は先物が下落してスタートしたことを受け、日経平均が先週末のSQ値をあっさり下回って始まると、取引開始時が今日のほぼ高値となるなか下げ幅を広げる展開となった。また38,000円を割り込む場面があったが、下げ渋って午前の取引を終えた。午後に入ってからは上値の重たさから再び売り物に押されると、午前の安値を下回って37,950円をつけ864円安となったが、そのまま安値圏でのもみ合いが続き、わずかに下げ幅を縮めて終えた。TOPIXは4月26日以来、およそ1ヵ月半ぶりの安値。そうしたなか業種別では、医薬品のみが値上がり。値下がりは、不動産、石油・石炭、鉱業、非鉄金属、精密機器、保険など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファンケルが+21.45%と上昇が目立ち、KOKUSAIELECTRIC、太陽誘電など5銘柄が値上がり。値下がりは、日経平均ブル2倍ETF、日経レバレッジETF、三菱重工業、アドバンテスト、三菱商事など25銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,102円44銭、-712円12 銭、TOPIXの終値は2,700.01ポイント、-46.60ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億70百万株、同売買代金3兆6,272億円。
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