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2024-06-14

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14日、午前中は売り優勢となるも日銀金融政策決定会合の結果を受け3日ぶりの反発

14日、日銀金融政策決定会合の結果発表を控え、前日までの上値の重たい流れが続き、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は132円安で始まり、その後下げ幅を広げる場面があったが、売りが一巡すると買い戻され、小幅安で午前の取引を終えた。また午後の取引開始直前に日銀が長期国債の買い入れ額を減額することを決定したと伝わると、織り込み済みとなって一気に先物が買われてプラスに浮上して始まり、39,025円をつけるなど一時305円高となる場面があった。ただ買いが一巡すると伸び悩み、結局午後の安値で終えた。そうしたなか業種別では、海運、石油・石炭、卸売、不動産、建設、非鉄金属、電気・ガスなど29業種が値上がり。値下がりは、医薬品、銀行、保険、輸送機器の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、名村造船所、三菱重工業、ニデック、ソフトバンクGなど16銘柄が値上がり。値下がりは、第一三共、レーザーテック、ソニーG、KDDIなど13銘柄、変わらずは1銘柄となっている。日経平均株価の終値は38,814円56銭、+94円09 銭、TOPIXの終値は2,746.61ポイント、+14.83ポイント。プライム市場の売買高は概算で21億56百万株、同売買代金5兆3,191億円。
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