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2024-06-12

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12日、イベントを控え上値が重く日経平均は3日ぶりの反落、TOPIXは3日続落

12日、ナイトセッションの225先物が下落して終えており、サヤ寄せするかたちで取引が始まった。日経平均は39,000円を割り込み269円安で始まり、しばらくもみ合ったあと下げ幅を広げて325円安となる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、午後に入って買い戻され水準を切り上げて始まり、午前の高値を一時上回ったが、今晩の米5月消費者物価指数やFOMCの結果発表を控え取引終了にかけて膠着状態が強まり、横ばい状態が続いて終えた。日経平均の値幅は136円で今年最低を記録。また売買代金も今年2番目の少なさとなっている。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業の2業種が値上がり。値下がりは、紙・パルプ、証券、商品、海運、不動産、精密機器など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、名村造船所、TDK、村田製作所、ディスコなど9銘柄が値上がり。値下がりは、リクルートHD、川崎汽船、ファーストリテイリング、日本郵船など21銘柄となっている。日経平均株価の終値は38,876円71銭、+258円08 銭、TOPIXの終値は2,756.44ポイント、-20.36ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億01百万株、同売買代金3兆3,653億円。
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