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2024-06-07

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7日、反落、半導体関連株の下落が重石となったことに加え雇用統計待ちで小動き

7日、米国市場で、ナスダック総合やSOX指数が雇用統計の発表を前に利益確定と見られる売り物に押されたことが東京市場の重石となった。日経平均は小幅安で始まったあと切り返し、プラスに浮上する場面があったが、半導体関連株の多くがマイナス圏で推移していたことが重石となり、小幅高で少しもみ合いが続いたあとマイナスに転じると、38,560円をつけ142円安となる場面があった。また午後に入ってからは、雇用統計の発表を前に積極的な売買が手控えられるなか、方向感のない値動きが続き結局小幅安で終えた。売買代金は今年2番目の少なさとなっている。そうしたなか業種別では、非鉄金属、サービス、化学、海運、鉱業など17業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、輸送用機器、証券、商品、石油・石炭など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、塩野義製薬が-12.91%、アストロスケールHD(G)が-8.36%と下落が目立ち、ニデック、アドバンテスト、北海道電力など20銘柄が安かった反面、レーザーテック、メルカリ、TOWAなど10銘柄が高かった。日経平均株価の終値は38,683円93銭、-19円58 銭、TOPIXの終値は2,755.03ポイント、-2.20ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億46百万株、同売買代金3兆4,623億円。
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