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2024-06-06

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6日、3日ぶりの反発、日経平均は一時500円を超す上げ幅となるも伸び悩んで終了

6日、米経済指標の結果がまちまちとなり、米長期金利がおよそ2ヵ月ぶりの低い水準になったことを受け、金利に敏感なグロース株が多いナスダック総合指数や半導体関連株の値動きを示すSOX指数が過去最高値を更新して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は大幅な反発で始まり、しばらくして39,011円をつけるなど一時521円高となる場面があったが、買いが一巡すると高値圏でのもち合いが続いて午前の取引を終えた。一方、午後に入ると、上値の重たさが嫌気されて売り物に押される展開となるなか、為替市場でドル円が155円台後半をつけるなど、やや円高気味で推移していたことも上値の重石となって伸び悩み、今日のほぼ安値で終える結果となった。そうしたなか業種別では、海運、証券、商品、石油・石炭、非鉄金属、電気・ガスなど18業種が値上がり。値下がりは、サービス、不動産、繊維、空運、ゴムなど15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ディスコ、川崎汽船、アドバンテスト、東京エレクトロン、北海道電力など21銘柄が値上がり。値下がりは、アストロスケールHD(G)が-19.93%と下落が目立ち、レーザーテック、リクルートHD、ニデックなど9銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,703円51銭、+213円34 銭、TOPIXの終値は2,757.23ポイント、-9.01ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億52百万株、同売買代金4兆2,683億円。
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