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2024-05-29

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29日、大幅安、日米の金利上昇が嫌気され午後に下げ幅を拡大して終了

29日、3連休明けの米国市場で、FRB高官の発言を受け米長期金利が上昇したものの、ナスダック総合とSOX指数が過去最高値を更新して終えていたことが支えとなり、東京市場は小幅高で始まった。その後、先物主導で買いが優勢になると、急上昇して39,000円台を回復して39,141円をつけるなど一時286円高となる場面があったが、買いが一巡すると急速に上げ幅を縮めてマイナスに沈んだ。その後、日銀安達審議委員の講演での発言が伝わり国内金利が上昇すると、株式市場では売りが優勢となって取引終了にかけて下げ幅を広げて終えた。そうしたなか業種別では、保険、鉱業、その他製品など5業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、海運、陸運、その他製品、ゴム、水産・農林など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、クオリプス(G)が+18.64%と上昇が目立ち、KOKUSAIELECTRIC、ソフトバンクGなど6銘柄が値上がり。一方値下がりは、東京電力HDが-8.33%と下落が目立ち、三菱電機、ソシオネクスト、三菱重工業など24銘柄となっている。日経平均株価の終値は38,556円87銭、-298円50銭、TOPIXの終値は2,741.62 ポイント、-26.88ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億99百万株、同売買代金4兆3,727億円。
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