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マーケット情報

2024-04-17

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17日、3日続落、取引終了にかけて下げ幅を拡大し38,000円割れで終了

17日、前日の大幅安の反動やSOX指数が反発して終えていたことを受け、東京市場は買い先行で始まった。日経平均、TOPIXともに小幅高で始まったあと、TOPIXが値を保つことができずにマイナスに沈むと、日経平均もしばらくしてマイナスに沈んで推移した。午後に入って買い戻しが入ると日経平均は一瞬プラスに浮上したものの上値が重く、その後はマイナス圏で推移していたが、注目されたオランダの半導体製造装置大手ASMLが午後2時過ぎに発表した決算で予想を下回る結果になったと伝わると、半導体製造装置関連株などが売られ、日経平均、TOPIXともに今日の安値で終えた。日経平均は2月14日以来となる38,000円割れとなっている。そうしたなか業種別では、海運、その他製品の2業種のみが値上がり。値下がりは、電気・ガス、石油・石炭、鉱業、紙・パルプ、証券、商品、繊維、保険など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レゾナックHDが+11.98%、TOWAが+6.91%と上昇が目立ち、三菱重工、ディスコなど7銘柄が高かった反面、レーザーテックが-7.85%と下落が目立ち、さくらインターネット、アドバンテスト、北海道電力、東京電力HDなど23銘柄が安かった。日経平均株価の終値は37,961円80銭、-509円40銭、TOPIXの終値は2,663.15ポイント、-33.96ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億78百万株、同売買代金4兆5,024億円。
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