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2024-04-16

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16日、米長期金利の上昇が嫌気され、日経平均、TOPIXともに大幅続落で終了

16日、米長期金利が上昇したことを受け、ナスダック総合など主要3指数が大幅安で終えていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は39,000円を割り込んで始まり、その後も下げ幅を広げる展開となった。また、時間外のNYダウなどの先物がマイナスで推移していたことも売りが継続する要因となり、午後に入ってさらに売られると日経平均は38,322円をつけるなど、一時900円安となる場面があった。その後買い戻されたものの戻しきれず、4月5日の781円安以来の下げ幅で終えた。TOPIXは3月11日の59ポイント安以来の下げ幅。そうしたなか、業種別では、精密機器、医薬品の2業種が値上がり。値下がりは、海運、石油・石炭、保険、非鉄金属、証券、商品、鉱業など31業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ニデックが+6.87%と上昇が目立ち、キーエンス、ソニーGの3銘柄が値上がり。値下がりは、QPS研究所(G)が-14.08%、ソシオネクストが-6.39%、川崎金銭が-5.80%、三菱重工が-5.09%と下落が目立ち、東京電力HD、東京海上HDなど27銘柄となっている。日経平均株価の終値は38,471円20銭、-761円60銭、TOPIXの終値は2,687.11ポイント、-56.09ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億78百万株、同売買代金4兆7,835億円。
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