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2024-04-15

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15日、反落、日経平均は一時700円を超す大幅安となるも買い戻され下げ渋る

15日、米国市場でNYダウなど主要株価指数が大幅安で終えていたことに加え、SOX指数が3%を超す下落率となるなど、半導体関連株の下落が目立ったことが東京市場の売り材料となった。日経平均は大幅安で始まったあと39,000円を割り込んで38,820円をつけるなど一時702円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻しが優勢となった。また、半導体関連株を売り込む動きが見られなかったことや、時間外のNYダウなどの先物が反発していたことから午後に入って買い戻しが優勢になると、取引終了にかけて買いが継続し、日経平均、TOPIXともに反落となったものの高値引けとなった。そうしたなか業種別では、電気・ガス、海運、非鉄金属、石油・石炭など16業種が値上がり。値下がりは、医薬品、空運、情報・通信、その他製品など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QPS研究所(G)が+18.72%、ローツェが+10.51%、北海道電力が+7.97%、東京電力が5.83%と、上昇が目立ったほか、丸紅、三井E&Sなど13銘柄が高かった反面、アステラス製薬が-7.96%と下落が目立ち、ソシオネクスト、レーザーテック、ディスコ、ソフトバンクGなど16銘柄が安く、変わらずは1銘柄となっている。日経平均株価の終値は39,232円80銭、-290円75銭、TOPIXの終値は2,753.20ポイント、-6.44ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億08百万株、同売買代金3兆9,857億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)