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2024-04-12

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12日、日経平均、TOPIXともに買い先行で始まるも上げ幅を縮小して終了

12日、米国市場で半導体関連株が買われて終えていたことが東京市場の押し上げ要因となった。日経平均は取引開始時から半導体関連株が買われ、39,774円をつけるなど、一時332円高となる場面があったが、前日の取引終了後に業績発表を行ったファーストリテイリングが売られて指数の上値を押さえる格好になると、39,457円をつけ15円高まで上げ幅を縮めたが、もち直して午前の取引を終えた。ただ午後に入ってからも上値が重く、結局小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、不動産、その他金融、ガラス・土石、水産・農林、食料品など26業種が値上がり。値下がりは、石油・石炭、小売、電気・ガス、海運など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、霞ヶ関キャピタルとさくらインターネットがともに+9.79%、三井不動産が+7.82%、TOWAが+7.22%、三菱地所が+6.92%と上昇が目立ったほか、レーザーテック、小幅や市製薬など19銘柄が高かった反面、SHIFTが-10.38%、三井E&Sが-8.97%と下落が目立ち、ファーストリテイリング、東京電力HD、セブン&アイHDなど11銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,523円55銭、+80円92銭、TOPIXの終値は2,759.64ポイント、+12.68ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億35百万株、同売買代金4兆5,786億円。
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