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2024-04-10

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10日、日経平均、TOPIXともに指数寄与度の高い銘柄が売られ3日ぶりの反落

10日、米国株が3月CPIの発表を控え小動きとなるなか、指数寄与度の高い銘柄の売りに押される展開となった。日経平均は190円安で始まったあとすぐに切り返すと、様子見ムードが広がって190円ほどのレンジ幅での値動きとなった。午後に入ってからも、方向の定まらない値動きとなっていたが、半導体関連株の一角に売りが広がると下げ幅を広げて39,510円をつけ262円安となったが、終了間際に買い戻され下げ幅をわずかに縮めて終えた。また2日連続で売買代金が4兆円を下回った。そうしたなか業種別では、電気・ガス、非鉄金属、海運、ガラス・土石など12業種が値上がり。値下がりは、保険、医薬品、その他金融、卸売、機械、証券、商品など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、さくらインターネットが+14.49%、QPS研究所(G)が+7.56%と上昇が目立ち、東京電力HD、小林製薬など12銘柄が高かった反面、野村マイクロ・サイエンス、三菱重工、三井物産、ディスコ、TOWAなど18銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,581円81銭、-191円32銭、TOPIXの終値は2,742.79ポイント、-11.90ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億63 百万株、同売買代金3 兆8,033億円。
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