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マーケット情報

2024-04-08

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8日、反発、日経平均は一時625円高となるも午後に伸び悩んで終了

8日、前週末の下落の反動や、ナスダック総合やSOX指数などのハイテク株が1%を超す上げ幅で終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は399円高で始まり、買い一巡後に上げ幅を縮める場面があったが、その後再び買いが優勢になると、先物主導で上げ幅を広げ39,617円をつけるなど一時625円高となる場面があった。一方、午後に入ると、昼休み中に先物が上げ幅を縮めたことから日経平均も上げ幅を縮めて始まると、204円高まで縮めたものの取引終了にかけてわずかにもち直して終えた。ただ、売買高、売買代金ともに先週末より大幅に減少しており、積極的な買いは手控えられている。そうしたなか業種別では、輸送用機器、証券、商品、石油・石炭、その他金融など31業種が値上がり。値下がりは、鉱業、空運の2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QPS研究所(G)が+21.11%、ソシオネクスト+7.19%、三井E&Sが+6.02%、と上昇が目立ち、小林製薬、東京電力HDなど28銘柄が高かった。一方値下がりはアドバンテスト、さくらインターネットの2銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は39,347円04銭、+354円96銭、TOPIXの終値は2,728.32ポイント、+25.70ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億65 百万株、同売買代金4兆0633億円。
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