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マーケット情報

2024-04-04

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4日、反発、日経平均は一時791円高となるも、売り物に押されて終了

4日、前日の下落の反動や、米3月ISM非製造業景況感指数が予想を下回り、このところ続いていた長期金利の上昇が一服したことを受け、ナスダックやS&P500が反発して終えていたことなどが東京市場の買い材料となった。取引開始後、先物主導で買いが優勢になると、日経平均は寄与度が高い半導体関連株が買われて指数を押し上げ、4万円台を回復したあと40,243円をつけるなど一時791円高となる場面があった。その後は高値圏でのもち合いが続いていたが、午後に入って、半導体関連株の一角や値嵩株に利益確定と見られるまとまった売り物が出ると、急速に上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、非鉄金属、鉱業、保険、金属製品、証券、商品など29業種が値上がり。値下がりは、空運、水産・農林、鉄鋼、陸運の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソシオネクストが+17.55%と値幅制限いっぱいまで買われ、東京電力HDが+9.42%、花王が+5.14%と上昇が目立ち、小林製薬、ルネサスエレクトロニクス、三菱UFJFGなど22銘柄が高かった反面、QPS研究所(G)が-9.03%と下落が目立ち、NTT、レーザーテックなど8銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,773円14銭、+321円29銭、TOPIXの終値は2,732.00ポイント、+25.49ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億84 百万株、同売買代金4兆7,963億円。
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