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2024-04-02

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2日、まちまち、日経平均は半導体関連株が買われ小反発となるもTOPIXは続落

2日、米経済指標の結果が予想を上回り、利下げ期待が後退したことを受けNYダウとS&P500が下落して終えていたものの、ハイテク株が買われナスダック総合指数が上昇して終えていたことに加え他のアジア市場でも半導体関連株が上昇していたことが日経平均の下支え要因となった。日経平均、TOPIXともに小幅高で始まったあと先物主導で買いが優勢となり、40,151円をつけるなど一時347円高となる場面があった。ただ買いが一巡すると上げ幅を縮めて午前の取引を終えた。また午後に入ると、上値の重たさを嫌気した売りや利益確定と見られる売り物に押され、プライム市場全体ではおよそ80%の銘柄が下落するなど売り優勢となるなか、半導体関連株の指数への影響が大きい韓国KOSPIや台湾加権指数が堅調な値動きとなっていたことが買い戻しにつながり、日経平均は小幅反発、TOPIXは小幅続落で終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、鉱業、保険、鉄鋼、非鉄金属など12業種が値上がり。値下がりは、海運、ゴム、陸運、空運、小売など21業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソラコムが+14.84%と上昇が目立ち、小林製薬、東京エレクトロン、ルネサスエレクトロニクスなど19銘柄が値上がり。値下がりは、三井E&Sが-8.76%と下落が目立ち、楽天G、川崎汽船、野村マイクロ・サイエンスなど11銘柄が安かった。日経平均株価の終値は39,838円91銭、+35円82銭、TOPIXの終値は2,714.45ポイント、-6.77ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億36 百万株、同売買代金4兆4,400億円。
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