マーケットコメント


マーケット情報

2024-03-29

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

29日、反発、日経平均採用銘柄の入れ替えに伴う売買などで商いは膨らむも伸び悩み

29日、前日の大幅安の反動から東京市場は買い先行となり、日経平均は109円高で始まった。その後は強弱が対立する値動きとなったあと、午後は水準を切り下げ40,300円台前半で推移した。一方、取引終了にかけて再び買いが優勢となって40,521円をつけるなど一時353円高となる場面があったが、日経平均採用銘柄の入れ替えに伴うリバランスの売り物が出て、取引終了間際に上げ幅を縮めて終えた。プライム市場の売買代金は米国市場が休場となるにもかかわらず5兆円を上回った。そうしたなか業種別では、繊維、不動産、建設、紙・パルプ、空運など31業種が値上がり。値下がりは海運、ゴムの2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソラコム(G)が+22.56%、野村マイクロ・サイエンスが+12.29%、霞ヶ関キャピタルが+7.33%、TOWAが+6.91%、三菱重工が+6.12%と上昇が目立ち、小林製薬、ディスコ、ニトリHDなど22銘柄が高かった反面、レーザーテック、キーエンス、ルネサスエレクトロニクスなど7銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は40,369円44銭、+201円37銭、TOPIXの終値は2,768.62ポイント、+17.81ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億51 百万株、同売買代金5兆0890億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)