マーケットコメント


マーケット情報

2024-03-28

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

28日、大幅安、配当落ち分を埋められず利益確定売りに押される

28日、3月期決算企業の配当や優待の権利落ち日となるなか、売り先行で取引が始まった。日経平均は438円安で始まり、その後買い戻されて下げ幅を縮める場面があったが、買いが一巡すると再び売りが優勢となって下げ幅を広げた。また、戻りの鈍さや年度末の利益確定と見られる売り物に上値を押さえられると、午後に入って40,300円を挟んだもち合いが続いていたが、取引終了前にまとまった売り物が出るとさらに下げ幅を広げ、今年3月11日の868円安以来となる708円安となったが、わずかに下げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では鉱業のみが値上がり。値下がりは、紙・パルプが-6.07%と、下落が目立ち、陸運、鉄鋼、水産・農林、医薬品、証券、商品、海運など32業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、野村マイクロ・サイエンスが+13.03%、東京電力HD、三菱重工など7銘柄が値上がり。ソシオネクスト、日本製鉄、信越化学など23銘柄が安かった。日経平均株価の終値は40,168円07銭、-544円66銭、TOPIXの終値は2,750.81ポイント、-48.47ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億87 百万株、同売買代金4兆9,134億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)