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マーケット情報

2024-03-21

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21日、日経平均は800円高で過去最高値を更新、TOPIXは昨年来高値を更新

21日、注目された米FOMCで、金融政策と年内の利下げの見通しが維持されたことなどが好感され、NYダウやナスダック総合、S&P500と、主要株価指数が揃って過去最高値を更新して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均は取引時間中の過去最高値を更新して始まったあと、しばらくして売り物に押される時間帯があったが、先高期待による買い物が入ったことや、指数への寄与度が高い半導体関連株などが買われたことから午後に入ってさらに上げ幅を広げる展開となり、日経平均は40,823円をつけるなど一時819円高となる場面があった。その後は、高値圏でのもち合いが続き、終値ベースでも過去最高値を更新して終えた。またTOPIXは昨年来高値を更新して終えている。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、銀行、卸売、輸送用機器、保険、証券、商品など30業種が値上がり。値下がりは、海運、陸運、食料品の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QPS研究所(G)が+15.69%、東京電力HDが+6.09%、ニデックが+5.71%、東京エレクトロンが+5.47%、ソフトバンクG、三井物産がそれぞれ+5.01%と上昇が目立ち、三菱重工、日立など26銘柄が高かった反面、川崎汽船、NTT、ソニーGの3銘柄のみが値下がり。変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は40,815円66銭、+812円06銭、TOPIXの終値は2,796.21ポイント、+45.24ポイント。プライム市場の売買高は概算で22億14 百万株、同売買代金5兆9,014億円。
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