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2024-03-18

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18日、日銀のマイナス金利解除見通しとの報道を受け買い戻しが優勢となり大幅高

18日、週末の報道で、日銀のマイナス金利が解除される見通しになったと伝わっていたことを受け、先行きの不透明感が払しょくされたとして買い戻しが入り、反発して取引が始まった。日経平均は取引開始後に39,000円台を回復すると、為替市場で円安に振れたことも買い戻しを誘う格好となり、先物主導で上げ幅を広げる展開となった。また、注目された中国の2月の鉱工業生産や小売売上高が予想を上回ったことも買い安心感につながると、午後に入ってから高値圏でのもち合いが続いたあと、じわじわと上げ幅を広げ、2月13日以来となる1,000円を超す上げ幅で終えた。そうしたなか業種別では、不動産、機械、証券、商品、紙・パルプ、ゴム、電気機器など31業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス石油・石炭の2業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、さくらインターネットが+16.29%と値幅制限いっぱいまで上昇したほか、三井E&Sが+8.50%、ソシオネクストが+8.14%、楽天Gが+7.43%、ニデックが+6.02%、レーザーテックが+6.01%の上昇が目立ち、29銘柄が値上がり。値下がりは東京電力の-14.21%のみとなっている。日経平均株価の終値は39,740円44銭、+1,032円80銭、TOPIXの終値は2,721.99ポイント、+51.19ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億48 百万株、同売買代金4兆6,092億円。
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