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マーケット情報

2024-03-14

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14日、売り先行で始まるも取引終了にかけて買い優勢となり4営業日ぶりの反発

14日、米国株がまちまちで終えていたことや、今週に入ってからの上値の重たい値動きを嫌気した投資家の売り注文で東京市場は4日続落で始まった。日経平均は取引開始後に38,400円をつけ一時295円安となる場面があったが、売りが一巡すると下げ渋る展開となった。また、147円台半ばで推移していたドル円が10時過ぎごろから円安に振れると、先物主導で切り返してじわじわと下げ幅を縮め、午後に入ってプラスに浮上した。さらに取引終了まで買い戻しが続き、4営業日ぶりの反発となるとともに今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、石油・石炭、非鉄金属、鉱業、不動産など29業種が高く、紙・パルプ、銀行、サービス、精密機器の4業種が安かった。また全市場の売買代金上位30銘柄では、住友金属鉱山が+6.69%、東京電力HDが+6.76%と上昇が目立ち、レーザーテック、川崎汽船など15銘柄が値上がり。値下がりは、さくらインターネットが-10.42%、三井E&Sが-5.39%と下落が目立ち、野村マイクロ・サイエンス、ソシオネクストなど15銘柄が安かった。日経平均株価の終値は38,807円38銭、+111円41銭、TOPIXの終値は2,661.59ポイント、+13.08ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億60 百万株、同売買代金4兆3,374億円。
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