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2024-03-05

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5日、まちまち、日経平均は3営業日ぶりの小反落となるもTOPIXは反発

5日、前日に史上初となる4万円台に乗せて終えていたものの伸び悩んだことや、米国の主要3指数が揃って反落して終えていたことなどが東京市場の売り材料となった。日経平均は売り先行で始まったあとすぐに下げ幅を縮めたが、買いが一巡すると再び売り物に押され、39,840円をつけるなど一時268円安となる場面があった。一方午後に入ると、買いが優勢となってプラスに浮上して117円高となる場面があったが、取引終了にかけて売り物に押され、結局3営業日ぶりの小反落で終えた。TOPIXは反発して終えており、市場全体では買いが優勢だった。そうしたなか業種別では、建設、証券、商品、鉱業、銀行、機械、輸送用機器など24業種が値上がり。値下がりは、倉庫・運輸、サービス、不動産、海運、化学など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井E&Sが+20.10%、さくらインターネットが+11.17%、名村造船所(S)が+8.22%と上昇が目立ち、ディスコ、野村HD、三菱重工など19銘柄が高かった反面、アドバンテスト、ダイキン工業、東京電力HDなど11銘柄が安かった。日経平均株価の終値は40,097円63銭、-11円60銭、TOPIXの終値は2,719.93ポイント、+13.65ポイント。プライム市場の売買高は概算で17億41 百万株、同売買代金5兆1,039億円。
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